フィリピの信徒への手紙4章6節~7節
主イエス様を自分自身の個人的救い主、主だと受け入れることは人生にあって最も重大な決断です。この決断は人生全体の新しい出発になります。そしてわたしたちの肉体の健康のために空気、飲食、運動が必要であるように、霊的生活にも成長と発展のために必要なものがあります。信仰成長に必要な栄養は次の3つの原則から供給されます。
1) 祈り
祈りを通して、クリスチャンは父なる神様と対話し、霊的交わりをもつことができます。祈りは父なる神様との語り合いです。「何事も思い煩ってはならない。ただ、事ごとに、感謝をもって祈と願いとをささげ、あなたがたの求めるところを神に申し上げるがよい。そうすれば、人知ではとうてい測り知ることのできない神の平安が、あなたがたの心と思いとを、キリスト・イエスにあって守るであろう。」(ピリピ4:6‐7、口語訳)
2) 聖書
神様の子どもが成長するためには必要なことは神様の御言葉である聖書です。聖書の御言葉を通してはっきり神様の御心を発見することができます。食物は肉体のいのちに必要です。食べ物を食べることができなければ、私たちは弱くなり、ついには病気にかかってしまいます。霊的いのちもこれと同じです。聖書はまさに私たち霊魂の食物です。
3) 従順
三つ目に神様の子どもが成長することに必要な要素は従順です。ヤコブの手紙1章22節には次のようにあります。「御言を行う人になりなさい。おのれを欺いて、ただ聞くだけの者となってはいけない。」(口語訳)