「ペンテコステを可能にした出来事」カレン・シャフナー名誉牧師
ルカによる福音書5章1節~11節
イエス様の十字架と復活、そして昇天とペンテコステ(教会の誕生)はすべて一方的な神様からの業です。人間の頑張りなどで達成できたものではありませんでした。このような神様の働き(教会の誕生)に、人はどのように応答すればよいでしょうか?イエス様とペトロの出会いの物語から考えていきたいと思います。
1.神様は時々私たちに面倒なこと、不便なことをするように頼みます。(2-4節)
「イエスは、二そうの舟が岸にあるのを御覧になった。漁師たちは、舟から上がって網を洗っていた。そこでイエスは、そのうちの一そうであるシモンの持ち舟に乗り、岸から少し漕ぎ出すようにお頼みになった。」
2.神様が私の人生で働くために必要なのは、少しだけの信仰です。(5節)
「シモンは、『先生、わたしたちは、夜通し苦労しましたが、何もとれませんでした。しかし、お言葉ですから、網を降ろしてみましょう』と答えた。」
3.イエス様が「沖に漕ぎ出して」と言われるなら、それが深すぎるになることはありません。(4節)
「シモンに、『沖に漕ぎ出して網を降ろし、漁をしなさい』と言われた。」
4.成功はたびたび自分の罪を悟らせます。(8節)
「シモン・ペトロは、イエスの足もとにひれ伏して、『主よ、わたしから離れてください。わたしは罪深い者なのです』と言った。」
5.神様は私たちが見えるより大きな計画を持っておられます。(10節)
「イエスはシモンに言われた。『恐れることはない。今から後、あなたは人間をとる漁師になる。』」
6.神様がなさることを経験したら、それ以下のことで満足しません。(11節)
「彼らは舟を陸に引き上げ、すべてを捨ててイエスに従った。」
最後に忘れてはならない二つのことを申し上げます。
(1)イエス様は、私たちに自分たちだけでやるようには頼まれません。彼は私たちと共におられます。
(2)そして、私たちの周りには神の言葉を聞きたい人々がいます。