去る4日に、教会員が召されました。余命3ヶ月との「がん告知」の知らせを受け急遽、牧師が駆けつけたのですが、3日後に容体が急変されました。お年は70代で、50代の時ご主人を天に送られ、ご長女ご長男を立派に育てられ、お孫様にも恵まれておられました。この訃報は誠にショックでした。ご遺族の上に主の深い慰めをお祈りしているところです。
さて、(ヘブライ9:27)に「人間にはただ一度死ぬことと、その後に裁きを受けることが定まっている。」とあります通り、私たちもやがて、必ず死を迎えます。行く先の分からない人生ではなく、神が共にいます永遠の神の国に導いてくださる主のみ言葉を信じて、揺るぎない希望の生涯を歩ませていただきましょう。
今朝の、1節 「おびただしい証人の群れに囲まれている以上、すべての重荷や絡みつく罪をかなぐり捨てて、自分に定められている競走を忍耐強く走り抜こう」とあります。
11章の旧約時代の信仰の勇者たちをはじめ、数えきれない先達たちが私たちを励まして声援を送っていて下さるがゆえに、誘惑に負けないで、ゴールを目指して走り抜けと語るのです。「信仰の創始者また完成者であるイエスを見つめながら。このイエスは、御自身の前にある喜びを捨て、恥をもいとわないで十字架の死を耐え忍び、神の玉座の右にお座りになったのです。」
そもそも、いのちも信仰も神が与え始めて下さった。しかも、導き手であり完成者でもあられる。そのイエスから目を離すな‼と言われるのです。
十字架上での第7言「成し遂げられた」「完了した」に、凝縮されているように、あなたの人生を始めてくださった方は、完成して下さるお方であることを感謝しましょう。
最後に、未信者の方々が主を信じて、共に神の国に迎えられますことを願って、次の御言葉を贈ります。ローマ人への手紙10章9節~
「・・・主を信じる者は、だれも失望することがありません。」
「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます。」